ナメた旅をしています

皆さま、こんにちは。
昨日久しぶりにブログを書いてみたら、わりと楽しかったので、調子に乗って今夜もまた書きます。昨日と同じ、マケドニアの首都スコピエの宿からです。

今日は朝からハイキングに行ってきました。スコピエって首都だけど小さな街で、山に囲まれているので、ちょっとしたハイキングをするにはいい場所でした。山頂までは、舗装道やケーブルカーで行くことも可能ですが、もちろん歩きました。街の平均海抜が220メートルぐらいで、山頂が1066メートルなので、800メートルぐらいの上り坂ですかね。舗装道だけでなく、山道(トレッキングルート)もいくつかあるので、森の中を楽しく登れます。所要時間は登り口から山頂までが2時間ぐらいらしいです(宿のスタッフがそう言ってました)。私はどれくらいかかったのか分からないですが、朝ごはんも食べずに、あわよくば上まで行ってみよう〜的なナメた感じで登っていたので途中でバテてしまいました。もし行かれる方がいたら(いないと思うけど)、軽食と水ぐらいは持って行った方がいいと思います。あるいはしっかりと朝ごはん食べてから登るとか・・・。

登り口までの道順も簡単です。が、私は住宅街にある宿から、これまたナメた感じで適当に歩いていったので、間違えて大統領の官邸らしき場所に突っ込んでしまって、兵隊さんと警備員さんに捕まってしまいました。おかしいな・・とは思ったんですけどね。えらく警備が厳重だし、写真は禁止と書いてあるし、周りは立派な住宅と森しかないし・・・。それで引き返そうとしたところを捕まって、捕まってしまったついでに「登山口どこですか?」って教えてもらおうとしたんですけど、ちょうどその時、大統領が出勤する時間だったらしく、私の質問は後回しになりまして、兵隊さんから「君、ラッキーだな。大統領が見られるぞ」とか言われてですね、門の前で、兵隊さんと警備員さんとおばちゃんと、3人で並んで敬礼。「大統領!行ってらっしゃいまし!」させていただきました。

警備の車2台に前後をガードされながら、黒塗りの車が出てきました。車には3人ぐらい乗っていたので、どれが大統領か分からない・・・感じでしたので、中を覗き込むように(助手席の人を)ガン見したら、向こうもガン見してきました。大統領って、まさか助手席には乗ってないよね? でも宿に戻ってから、マケドニアの大統領の写真をググってみたら、う〜ん、こんな感じのおじさんだったですよ。でも違うのかなぁ。まあ、別にいいけど。

そしてやっと「それで、登山口のことですけど」って話しかけたら、兵隊さんに「待て!」とか言われ、再び敬礼。なんのこっちゃと思っていたら、少し遅れて黒塗りの車がまた出てきまして、「君はラッキーだったな。ファーストレディだ」と兵隊さんに言われました。うーん、どこに乗ってたのか、今度こそ全く分からなかったです。というか、私はファーストレディより、登山口派なんですよ。大統領よりも登山口。とはいえ、大統領もファーストレディーも、門の前に、いつもの兵隊さんと警備員さん加えて、こんな東洋人のおばちゃんが、しかもモンベルのテロンテロンになったピンクのフリース着たおばちゃんが、一緒に並んでたら、そりゃあ、なんのこっちゃと思ったでしょうよ。まあ、いいですよ。重要なのは、登山口はどこなの??!!!ってことです。

まあ、そんなこんなを経て、無事に(というか、山道に入っていく分岐点も最初よく分からなくて、近くに停まっていた黒塗りの車の中で携帯いじってた暇そうなおじさんに尋ねたら、その人は警察官だったんですけど、に教えてもらって)、登山口を見つけ出したのでした。でも、地図通りにちゃんと行けば、すぐ見つかります。おばちゃんみたいにナメた感じでやってしまうと、大統領の家に行ってしまったりするけど。

ハイキングは楽しかったです。山頂からの眺めも素晴らしく、街が一望できました。やっぱり体を動かすのは気持ちがいいですね。

スコピエは前評判はあまり良くなかったですが、ハイキングもできるし、トルコ系のオールドバザール(旧市街)もあるし、なかなか良い街だと思いました。あえて残念な点を挙げると、ご飯が美味しくないこと。家庭料理を食べる機会がなかったので、もしかしたら家庭では美味しいものを食べていて、ただ外食産業が弱いだけなのかもしれないけど、食べ物はやや残念な感じでした。ちなみに、写真はスコピエで(というか、マケドニアに来てから)一番の(そして唯一)当たりだった「ズッキーニの肉詰め」です。

今日はざっと6時間半ばかり歩いて、さすがに疲れたので、あとは本でも読んで寝落ちを待ちます。

ではまた、ごきげんよう〜。
安希

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