久しぶりの旅 

皆さん、こんにちは。
安希@マケドニアという国の首都スコピエの宿から久しぶりのレポートです。
とはいえ、これといって伝えたいことがあるわけでもなく、面白いネタがあるわけでもなく。そもそも、あまりガツガツ旅をしていないので、レポートというよりは、ただの独り言、みたいなものでしょうか。

2週間と少し前にギリシャの首都アテネに飛んで、アルバニア、マケドニア、そしてこの後コソボに行って、またアルバニアに戻り・・・と、ぶらぶら旅をしながらバルカン半島を少しずつ北上していく予定です。もちろん、予定はいつでも(例えば、明日の朝目覚めた瞬間にふと思い立って、といった感じで)変更の可能性があるので、順調に北上できるかは分かりません。まあ、無理せず、やりたいように、行きたい方へ、進んでいければと思っています。

最初の長い旅をしたのがもう12年も前になるんですけど、旅の感じもだいぶ変わったなと思います。どこもかしこも、ホステルのレベルが上がりました。宿探しもブッキングも、支払いも、宿までの道順も、wifiも、乗り物の情報も、宿の清潔さ、快適さ、スタッフの英語力の高さ、旅人たちの洗練された雰囲気、もうね、なんていうか全てがレベルアップしすぎで、快適すぎて、これはこれでいいんだけど、あんまりその、異国にいる感じがないです。

今の宿って、ドミトリーでもプライバシーがすごく守られていて(日本のカプセルホテルも進化してますが、あんな感じ)、仕切りがあったり、カーテンがついていたり、鍵付きのロッカーもあるし、ベッドの横にミニライトや鏡、コンセントが完備されていて、みんなそれぞれにスマホが充電できちゃうので、それぞれの世界に入ってしまったら家にいるのとなーんも変わらないです。端末で電子書籍読んで、スマホでニュースチェックして・・・、ということで、情報や活字への飢餓感がまったくない旅。(笑)

そういえば、12年前と違うなーと感じるのはLCCが発達してきたこと。発達というか、とにかく「こんなところも飛ばすのか!?」というところをLCCが飛ぶようになった感じがあります。でも、これだけ安く安く、そして安く、とにかく人を詰め込めるだけ詰め込んで飛ばそう、っていうビジネスが盛んになってきたことで、格安航空ビジネスでいつか甚大な事故が起きるんじゃないか、と正直思ってしまいました。

今回のアテネまでは、シンガポール系のLCCを使ってみたのだけど、今回の経験から、LCCでのフライトは長くても4時間ぐらいまでにしたい。できれば乗らないという方向で今後は動こうと思いました。というのも、シンガポールからアテネまでの11時間半のLCCが本当に、ホントーにしんどかったから。水なし、飯なし、エンターテイメントなし、トイレには常に長蛇の列で11時間半って、さすがにきついです。機内販売もあるけれど、水(330ミリのペットボトルで一本350円ぐらい)1本買うのに、2時間待ちましたから。キャビンクルーに「お水買いたい」と頼んでから2時間・・・渇きに耐えました。その間に激しい頭痛に襲われて、結局アテネ到着と同時に頭痛と吐き気でふらふらになり、(でも幸運にも、空港からのバスで隣席だった現地在住の日本人の方が宿に行く道を探してくださって助かったのですが)、宿に着くなり一日寝込みました。ふらふらで宿に到着したら、宿のレセプションで、すぐ言われましたから。「もしかして、〇〇航空で来た?」って。はい、そうです。〇〇で来ました。あれは止めた方がいいって言われましたね。宿にもシンガポール経由で瀕死の旅人が流れ着いてくる・・・と。(笑)

その後、メテオラの宿でシンガポール在住のインド人の女性バックパッカーと話していたところ、彼女も〇〇で来たらしく、11時間半、一滴も水を飲まずに耐えてたら、すんごい頭痛に襲われて、到着後に寝込んだ・・・と。まあ、そうだよね。寝込むよね、あれは。

誰もが安く旅行できるようになったのは嬉しいことですが、最低限「乗客には水だけは与える」とか、乗客何人に対してトイレを何個確保するとか、そういうルールぐらいはいるのではないか、と思いました。4時間以上飛ぶ便には、それくらいは義務付けがないと、このままLCCの安かろう悪かろうのサービスがエスカレートしていくと、いつか死者が出るんじゃないかなと。

ちなみに、私はもう帰りの便は押さえました。まだ一ヶ月以上先ですけれど、LCCには当分乗りたくないので、さっさと予約しました。よって、帰りはエミレーツです。めちゃめちゃ安心です。

それと、先ほどサラッと書いてしまいましたけど、インド人の女性が一人旅で安宿に泊まりにくるなんて、時代の変化を感じますね。その女性はTシャツにパンツ姿で、ショートヘアで、6人相部屋の向かいのベッドにいました。数年前からシンガポールに移り住んで、小学校の先生をしているそうです。今回が初めての一人旅だそうですが、最初は不安だったけど、やってみたらやれるもんだなと思って今は楽しんでるって言ってました。洗濯場(洗濯はバックパッカーの日課)の使い方を教えてくれたり、宿の冷蔵庫に缶ビールいっぱい冷やし置きしてたりと、頼もしい感じで、「インドの女性バックパッカーさんと旅先でこうやって出会える時代になったんだなー」っていうのが、なんだかやっぱり、すごく嬉しかったですね。もちろん、部屋にいる大半は欧米人ですけど、アジア人を見つけると、やっぱり自分は嬉しくなります。

さて、ワールドカップのイラン対ポルトガル戦が始まったので、今日のブログはこの辺で終わりにします。ここ最近は、毎日夕方になると近所のバーに行ってビール飲みながら観戦する日々です。(今日は宿にテレビがあるので、宿のみんなと観戦です)。いろんな国の人たちとサッカー観ながら「あーだ、こーだ」言い合う旅も、なかなか面白いです。

ではでは、ごきげんよー。

安希

写真はギリシャで食べたお菓子です。たこ焼きじゃないですよ。^^

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