178.アンラッキーの裏側 (キシナウ) モルドバへ向かう超満員のバス。立ち乗りは確かに辛かったけれど、こういう時こそ幸運が・・訪れるんです。(涙)

皆さま、こんばんは。
安希@モルドバの首都キシナウに来ています。

ルーマニアの北西部から夜行バスに乗ったのですが、クリスマス休暇とバス会社の手違いが重なって超満員。
長距離バスの立ち乗りを初めて経験しました。
まあ、中国の長距離列車で41時間立ち乗りしたことに比べれば、大したことないですけど・・・。

バスは18時にルーマニアを出発した後、何度も停車し、大幅に遅れて17時間弱かかってようやくモルドバに到着。
雪の山道をぐるぐる走行したので、目まいと胸やけで気持ち悪かった~。(涙)でもビニール袋がなくて吐けない。
途中で貧血症状もでて、しゃがみたかった~。(涙)でもスペースがない。
バスの中が暑くて、ぎゅうぎゅう詰めすぎて酸欠になった~。(涙)でも、バスって窓が開けられない。

ただし、悪い状況の裏には、からなずいいことが待っているのが旅。
途中で、乗客から抗議が起き、バスの空調を入れてもらうと、ほら~目まいが治ってきました~、少しづつ回復してきましたよ~。
酸欠の苦しさを知ってこそ味わえる、最高の空気!
特に、途中で休憩した山頂付近でバスの外へ出ると、雪景色が素晴らしく、フレッシュエアーが頬に気持ち良く。
空気っていいですね~。(笑)

もう一つの幸運は、バスの中の学生たちといろんな話ができたこと。
モルドバは東ヨーロッパ最貧の国と言われているのですが、隣国ルーマニアへ留学している学生が多くいます。
昨日のバスは、冬休みを迎えた学生たちの帰省ラッシュで混んでいたんですね。
みんな外国語や海外への意識がとても高いので、フレンドリーに話しかけてくれました

アジア人なんて他には誰も乗っていないので、とにかく目立ってしまうおばちゃん。
最初にバスに乗り込んだときには、みんながあまりにじろじろ見るので、きっと「誰やねん、この東洋人」って思われてるんだろうなと、肩身も狭く、バックパックを抱えてしょんぼり立っていました。
ところが、最初の休憩の時にたまたま話しかけた学生さんとのおしゃべりが盛り上がり、それを見ていた周りの子たちが興味を持って、次から次へとしゃべりかけてくれたのだと思います。(みんな英語ぺらぺらでした)

山道で目が回って、ふらふらになってきたおばちゃんを励ましてくれた、かわいいモルドバの学生さんたち。
うんうん、ありがとう。
車酔いに苦しむおばちゃんの為に、席を譲りましょうかと申し出てくれた子もいて、感動しました。(バックパックおばちゃんの意地で断ったけど・・)

そう言えば、中国の41時間列車の時もそうだったな~。
あの時も夏休みを迎えた学生の帰省ラッシュにつかまって、身体的に苦しい旅をしました。
ただし、そのおかげで回りの学生との会話が始まり、結果としてとてもいい思い出になりました。
つくづく、旅って面白いなぁ、と。

そして更なる幸運は、朝4時の一時停車後でした。
ふっと振り向くと、私の横の席が一つ空いているのです。
どうやら誰かが下車し、次の予約者がいなかったらしい。一つだけ・・・しかもおばちゃんの横が空いている・・・。
思いがけない幸運!シートに尻をおろす喜び!(感激)目を閉じて次に目覚めた時には、国境のイミグレーションに到着していました。

モルドバに無事入国した後も、そこからさらに4時間ほどかかりましたが、座席があったので快適でした。
ほとんど寝てました。ただ、時折窓の外を見ると、やはり、隣国よりも貧しさを感じる国の姿がありました。

違いをはっきりと言うことはできないけれど、例えば道路が凸凹の穴だらけだったり、ゴミが散乱していたり、家屋の老朽化が進んでいたり、道がひび割れていたり・・。
ちょっとしたことですが、ちょっとしたことが修繕できない(清掃できない)のは、国家と国民にそれだけの余裕がないからだろうな、と思います。

昼前に市内に到着すると、学生さんが両替を手伝ってくれて、ホステルに行く市バス乗り場まで送り届けてくれました。いい子たちだった~。(感涙)
みんなのクリスマスが素敵なものとなることを、ただただ祈るばかりです。

明日は、市内の博物館めぐりをした後、夜行バス(17時間)でウクライナへ。モルドバ北部の村に何度も止まりながら、ゆるゆる進むらしいです。(楽しみ!夜だから何も見えないかもしれないけど・・・)
今日、バスのチケットを抑えに行ってきたので、今度こそ座れるはずですが・・大丈夫かな?座りたい!(笑)
パンパンのふくらはぎ。この足のむくみを、明日のバスまでに何とか抑えたい。それが今夜の目標です。

ではまた、ごきげんよう!

安希

Be the first to like.


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。