176.長い夜の事件 (ヴィリニュス)日照時間の短い国から。暗闇の中で生き延びるということについて。

皆さま、こんばんは。
安希@バルト三国の一つリトアニアから。
特にレポートすることもないけれど、部屋にいる時間が長いので、何か書いてみましょう。

なぜ、部屋にいる時間が長いかというと、ここでは日の出が9時過ぎ、日の入りが16時前だからです。
加えて、ほとんど毎日曇り空、という薄暗い日々を過ごしています。
時差ボケもあって、朝の目覚めが早くて気分はいいけれど、宿のみんなは9時過ぎまで起きてきません。

おばちゃんの目覚めは、朝4時半ごろ、二度寝の後、7時頃にはベッドを出て、懐中電灯を持って宿の中をうろつきます。
そうしたら、土曜日の7時40分ごろ、宿の管理人に「超早起きねぇ、どうしたの!」って言われた。
どうしたのって、もう7時半じゃんかって思いますが、特に週末などは11時ごろまでみんな寝てるそうです。

リトアニア人、寝すぎだと思う。

それにしても、早起きというのはとっても気持ちがいいですね。
日本に居ると、全然早く起きられなくて、8時のゴミ出しに間に合わなかったりして、いつも嫌な気分になるので、今この時差ボケ(日本より7時間遅れで朝が来る)を利用して、
一番に目覚め、勝手にコーヒーを淹れ、宿のキッチンを独占して、朝から作業ができるというのは嬉しい。

でも、せっかく前夜に買ってキッチンの棚に入れておいたバナナデニッシュを誰かに食べられたりした朝には、とっても腹が立つものです!むかっ。人が寝てる間に、盗んだな~、も~!
誰よぉ、私のデニッシュ勝手に食べたの!むかっ!

そんなわけで、その事件以来、朝ご飯(シナモンロールやデニッシュ)はビニール袋に入れて、枕元に置いて寝ています。
夜中も、デニッシュが盗まれていないか確認すべく、枕元のデニッシュをなでなで。なでなで。なでなで。
そして朝一番に起きて懐中電灯で照らしてみると、ほら、ちゃんとデニッシュが枕元に~。あ~よかった~。
みたいな日々を過ごしてます。夜が長いと大変だわぁ。やれやれ。

だって、日の出が9時じゃ、朝からパン屋さんにも行けないし、みんな寝静まってるし、デニッシュがなかったら、どうやって朝の数時間を生き延びればいいって言うの?死活問題です。

ところで、今回は初めて、寒い地域を寒い時期に旅することになりました。
それで張り切って防寒着を買い揃え、登山用のババシャツやら股引(インナーなんてカッコイイ代物じゃない!)もいっぱい持ってきましたが、今のところ全然寒くありません。
最後に迷って一枚だけ入れてきたTシャツなんかが重宝したりして。

それから、今回は寒い地域へ行くんだし、冬で蚊もいないからと、ムヒを持たずに来たのが失敗でした。
さっそく宿の二段ベッドでダニにやられました。
3か所。そのうちの一つは、しこりのでき方から言って、南京虫の可能性もある・・。
ただ、1点食い(南京虫は、2点、3点食いをする)なのと、しこりが2センチに足りていないので、大人のダニか子供の南京虫のどちらかにやられたようです。(大人の南京虫だったら、のん気にレポートなんてしてないで、救急車を呼びます)

それにしても、かゆい。
ムヒ・・。持って来ればよかった。代わりにハンドクリームを塗ってみました。ムヒを塗っている気持ちになって、ハンドクリームをすりこんでみたら、心なしか痒みがとれた。やっぱり気持ちの問題なのねぇ。

ところで、隣のベッドにポルトガルの女の子たちがいるのですが、この二人が面白い。

彼女たち曰く、
「この国の夜の長さを体験して、なぜこういう国では時計が必要なのかがやっとわかったわ。だって、ポルトガルでは、太陽を見ていれば時計なんて必要ないんだもの。暗いって大変ね」

っていうか、ポルトガルにいても時計ぐらい使いましょうよ。(笑)

ユーロ危機の火種になっているラテン系の国、ギリシャ、イタリア、スペイン、ポルトガル、のメンタリティーがよく出ているな~と。

だから・・・、時計使おうよ。(笑)

昨晩、隣のベッドにいたオランダ人のおじさんともユーロ危機の話をしましたが、ポルトガルの二人とは危機感(計画性)が全然違ってて、滑稽です。

それにしても隣の女の子たち、楽しそう。危機なんてへっちゃら。時間なんてどうでもいいって雰囲気で騒いでます。
「寒い国に寒いときに来たかったの。そういうのって素敵だわ!」
なんて言って、白い毛糸の帽子を頭にかぶってベッドの上で可愛く笑ってますよ~。って、部屋の中なんだし、帽子要らないってば。(笑)
帽子をかぶる前に、まずは時計を使おう!

というところで、今日はおしまい。
また気が向いたら書きますね。

それじゃまた、ごきげんよう。

安希

Be the first to like.


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。