159.花見の季節(ゴリス) 車窓から一面に広がる満開の桜!と思ったら、アプリコットでした。

皆さま、こんにちは。

安希@アルメニアの山岳地帯からのレポートです。
久々のロシア語圏にやってきて、言葉の通じなさ加減、電気の少なさ加減、お湯の出なさ加減、最近風呂にはいってないけどまあいっか…的な部分に、懐かしさと異国の情緒?を感じます。

最近は、どこへ行っても海外へ来た感じがしない、という悩みがあるのですが、この地域だけは別。
さすがに首都エレバンは、ピザハットあり、KFCあり、と西側化が進行していましたが、それでも国全体をみると、まだまだソビエト的な趣があって、私はとても好きです。
(快適な暮らしではないかもしれないけれど・・・、過剰に商業化されていない感じが素敵、という意味です)

さて、今回の旅ですが、モスクワ経由のアエロフロートでやってきました。
実は、この4~5月は、アエロフロートに7~8回も乗ることが決まっていて、乗る前は少し不安もありました。
が、乗ってみると、これがなかなか良い。
機内食も悪くなくて、サービスがとにかくテキパキしているところがいい。
客室乗務員は、スピーディーに食料カートを押してきて、シンプルな言葉でご飯をさっさと提供し、小走りでお茶をついで、走り去っていきます。
これがすごくいい。

私は、飛行機に乗り込んだら直ぐにご飯を食べて、直ぐに寝たいので、飲み物やスナックやご飯がだらだらだらだらと次から次へと出てくると、その度に起きなくてはいけないし、寝ている間も「いつご飯が来るのかな?」って、目を半開き状態で眠らなければならないので、とにかくスピーディーが一番。
そんなわけで、〝ビーフ?フィッシュ?”と訊きながら、こっちが何も言う前から〝フィッシュ”のプレートを出してきてるじゃんか!というアエロフロートのサービスの速さと有無を言わせぬ行動力が気に入りました。
ビーフでもフィッシュでも、別に何でも良いので、さっさと食べてさっさと片付け、さっさと寝る。
失礼な態度だとも思わなかったし、英語対応だったし、頼めばなんだってしてくれるし、アエロフロートったらやるじゃない。
残りのフライトも、これなら大丈夫です。

ただ、一つ問題だったのが、モスクワの空港での長い乗り継ぎ時間。
WiFiが繋がるのは、日本の空港よりも進んでいて感動したけれど、ATMがないって、どういうことかしら・・。
乗り継ぎの間にお腹だって減るし、ルーブルをキャッシングして、水だって飲みたいのに・・。
自動販売機はあるけれど・・、現地通貨がなくては買えないし・・。
そこで最後は、サンドイッチと紅茶をクレジットカードで買いました。
カフェでは、ドルやユーロで支払って、お釣りはルーブルというのも出来ますが、レートがめちゃくちゃだったのでやめました。
ATM、置いてくれないかな~。

で、前置きが長くなりましたが、アルメニア。
南部の山岳地帯の山々には、まだ沢山の雪が残っていますが、ここへ来る途中の車の中から、満開の桜?が見えました。
と思ったら、それは桜ではなくて、アプリコットの木だったようですが、もう見るからに一面満開の桜!
水や電気といったライフラインが、まだまだ完璧ではないアルメニア。
石造りの建物の中が、しんしんと冷え込むアルメニア。
そんなアルメニアに、待ちに待った春が来たのですね。
アルメニアの満開のアプリコットを見ながら、去年、すご~く寒かった冬が終わり、春の初めに友達と見た井の頭公園の桜を思い出しました。

ちなみに、南部の山は寒すぎてアプリコットが育たないため、(たぶん特殊な種類の)チェリーの木が小さな白い花をつけています。
そう、桜です。まだまだ満開には程遠いですが、山頂付近の雪解けとともに、少しずつ開花してくるはずです。
ソビエト風家屋の中で(東ヨーロッパ的家屋って言うのかしら?)、ダウンジャケットを着たまま紅茶を飲み、窓から外を眺めていると、この地域の人たちが、どんなに春を待ち望んできたかが分かるような気がします。

とは言いつつも、人々は自家製ウォッカやらコニャックやらワインを飲みまくっているので、寒い冬でも体はポカポカ?のようです。

そんなこんなで、昼夜を問わずウォッカを勧められるので、誰かれ構わず一緒になって、毎日ウォッカを飲んでいます。
すんごくアルコール度が高いので、私は3ショットが限界ですが(1ショットでもかなりキツイけれど、断れないので飲んでます)、それを3ボトル空けてしまうこの国の人って・・・ちょっとぉ。

以上、アルメニアから季節のレポートでした。
井の頭公園の桜は、今年もきれいな花をつけてるんだろうな~。

ではまた、ごきげんよう。

安希

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