映画『スタッフ ベンダ ビリリ』〜前向きであるということ〜

皆さま、おはようございます。

安希@首都圏から、アフリカの音楽に関する情報を。

スタッフ ベンダ ビリリ」というコンゴのグループの全国ツアーが9月25日から始まります。
このグループを知ったのは、二か月前、彼らのデビューまでの道のりを追ったドキュメンタリー映画『ベンダ ビリリ!~もう一つのキンシャサの奇跡』の試写会でのことでした。映画上映は、都内では先週から始まっていて、この後、全国でも上映されるようです。

このグループの特徴は、メンバーのほとんどに障害があり、車いすの上で演奏しているということ。
途上国で障害を持っているということは、もちろん暮らしは貧しく、路上生活なわけですが、とにかく彼らは強いし、明るいし、前向きで、バンド演奏を続けて来ました。彼らの音楽は趣味ではなく、生きていくため。彼らの家族を養い、ヨーロッパへ行って、生活を飛躍的に向上させるための手段です。だから、レベルは高いし、人々を熱狂させる力があります。

映画を見ている間に、以前訪れたウガンダの孤児院のことを思い出しました。
アフリカには小児ポリオで脚が悪くなる人は多いのですが、孤児院にもそういう子どもが二人いました。
で、その子たちが暗かったかと言えば、まったくそんなことはなく、他の子どもと同じように、家事分担し、ほうきを持って掃除だってするし、足を引きずって(手で歩く)薪だって集めて料理もするし、勉強もするし、たくましく元気に成長していました。
その時、先生から言われた言葉が、
「彼だっていつか大人になったら、妻子を養い、家族を守っていかなくてはいけないんだから、甘えているわけにはいかない」
でした。
少年たちは、もちろんそうさ、と言わんばかりに誇らしげに仕事をし、他の子どもたちと一緒に笑っていました。
あの少年が大きくなったら、スタッフ ベンダ ビリリ のようなスピリットで、家族を養って生きていくのでしょう。
そんかことを想ったりして、映画を観ていました。とにかく私は、前を向いてどんどん問題を解決していく人が好きなので、気分のいい映画でした。

もちろん、コンサートへの期待も膨らみます。
先月は、ジンバブエの「Chiwoniso」の来日コンサートに行ってきましたが、やっぱりライブはイイ!!!
久々に、ムビラーの演奏も聴けたし、最高でした!
そんなわけで、スタッフ ベンダ ビリリ のコンサートも楽しみです!

たぶん音楽を聴いたら、「コンゴに行きたい病」が再発して、年末にはコンゴ行きの飛行機に乗ってしまっているかもしれないけど。まあ、そうなったらそうなったで、オッケーオッケー。

では、ごきげんよう!

安希

Be the first to like.


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。