149.活字消滅の危機?じゃないよね(台北) 台湾のアニメニュース制作会社を見学してきました。動画の波がぁ~押し寄せてくる~。

アジア・パシフィック医療改革フォーラム メール会員の皆様

こんばんは。
安希のレポートを久々にUPしたいと思います。いつ以来?
この夏は、あまりの暑さに耐えきれず頭が狂ってしまい、間違えてさらに南の台湾行きのチケットを買ってしまいました。
日本が連日猛暑なら、台湾は記録的酷暑!!!どうしてわざわざそんな暑い国へ行かなくちゃならんのじゃ、と思いますが、暑さで頭がおかしくなってやけを起こしてしまいました。
7月末に、高い航空券を勢いでネット購入してしまって、慌てて旅立ちました。
で、17日間台湾で過ごしてきました。

台湾で何をしていたかと言うと、ボーっとしたり食べたり仕事をしたり。
今回は国立台湾大学のゲストホテルに泊まっていたので、快適ホテル暮らしでした。久々におばちゃんの自慢話(数少ない自慢話)。
ゲストホテル内には、ジムもピンポン台も、インテリアの素敵な24時間スタディールームもあって、もちろんクーラーが効いています。
こんな快適な環境にいると、仕事がはかどるわ~っと書きたいところですが、心地よくって眠い眠い。
スタディールームのソファーに座ると、あら~、目が閉じていく~あらら~。

さて、国立台湾大学の周辺でほとんどじ~っとして過ごしたので、たいした話題もないですが、いくつか気づいたことを書いてみたいと思います。

まず、台湾って夜型というか、大学周辺のカフェの開店時間が遅い(12:00PM)、早起きしても無意味ということで、毎日堂々と寝坊しました。
昼前に起きて、まずは朝ごはんを食べにカフェへ。
大学の周りには素敵なカフェ街があるのです。
特に台湾では、村上春樹さんの熱狂的なファンが多く(って世界中そうですが)、「ノルウェイの森」とか「海辺のカフカ」という名前のお洒落なカフェがあって、よく通いました。
「ノルウェイの森」カフェは、内装もいいし、他の店よりはちょっと高めだけれど、味もよかったですね。
ホテルから徒歩5分のこのカフェで、サンドイッチを食べてコーヒーを飲み3時過ぎまで仕事。(だって外は暑いんだもの!)
それから、台湾大学の図書館へ。日本の運転免許書の番号を登録してみたら、入館できました~。パチパチ~。

そして、大学図書館、ホテルのスタディールーム、カフェ、どこへ行っても目立つのがノートPCですね。
私が学生のころもPCはありましたが、どちらかというと、備え付けの公共PCを使っていた印象があります。
今の学生さん(台湾は)、コンセントがないと勉強ができないという感じで、どこもかしこも沢山のコンセントが用意されていました。
ノートとペンで勉強する時代ではないようです。

ところで、滞在中行動を共にしていた友人の紹介で、香港の英字新聞の記者と友達になりました。
彼女は現在香港大学の大学院でPhdの勉強をしながら、記者も続けているパワフルで、むちゃくちゃ知識の豊富な面白い人でした。
私たちは仲良くなって、一緒に国内旅行へ出かけたのですが、その中でも、台湾のメディア街を見学に行った日のことが記憶に残っています。

台北の中心街からはかなり遠いのですが、メデイア系のビルが立ち並ぶ一角があり、その中の動画(アニメーションニュース)制作会社に、彼女の元同僚のアメリカ人が転職したということで、彼女にくっついて社内見学に行ってきました。
何をやっているかというと、ニュースを元に出来事をアニメーションで再現し、動画配信している会社です。
会社の中では、ものすごくラフでぶっ飛んだ服装の若者達が、何百台も連なるパソコンの前で仕事をしていました。
基本的に、ニュースに出てくるキャラクターを予め作成してストックしておき(例えば、オバマ大統領とか)、事件が起きたときにキャラクターを組み合わせて短いアニメを作って配信。
この技術が、かなりウケているらしく、大手のメディア媒体からも問い合わせがきているらしい。

これから益々需要の増える分野ですね。ネット世界では、動画の割合が増えて、内容も充実してきている印象がありますよね(最近特にそんな印象。ネットを読むより、ネットを見ている感じがします)。
ニュースも、テキストで読むのではなく、ニュース動画や、事件をアニメで再現したアニメニュース動画によって、利用者が情報を得ていく傾向は、今後益々加速する?ような気がします。
そうなると、いよいよおばちゃんの長~い活字レポートなんて誰も読まなくなっちゃうわねぇ。がくっ。

したがって、時代が文字からビジュアル中心に移り変わっていく様子を、バックパック作家おばちゃんと英字新聞の記者は、わざわざ確認し、意気消沈したのでした。がくっ。
それにしても、高層ビルの何階層にもなる制作会社の職場には、まだまだこれから人員を増やしていけるだけのスペースと、まだ使われていない新品の椅子や机がずら~っと並んでいて、不気味な感じでした。
動画の波が~、波がぁ~。
しかも、すごくインターナショナルでした。アメリカのニュースを、台湾でアニメにして、アメリカ大手メディアにギャク配信・・・みたいな。

というわけで、ココまで読み進んでくださった活字派の皆さま、お疲れ様でした。

私はまだまだ活字派でふんばりたいと思います。
(そもそもテレビもない暮らしをしてるんだもの!そろそろ買いたいけど・・・)
「ノルウェイの森」へ行っても、大学図書館へ行っても、ホテルのスタディールームでも、どこでも、私は本と香港の英字新聞を持っていっていく覚悟です。(コンセントは無視)
そして、穏やかな気持ちで本を開き、新聞を開け、目を閉じてスヤスヤ~。クーラーが心地よくって、スヤスヤ~っと。

ではそろそろ、お休みなさいまし。
残暑も厳しさを増しておりますが、皆さましっかりと睡眠をとって、体調の維持に努めてください。
とくに英字新聞を読み始めると、自然な睡魔が訪れますよ。
ではまた、ごきげんよう。

安希

Be the first to like.


4件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    安希さんのレポートを読んでると、なぜか自然に情景が浮かんできて、にっこりしてしまいます。

    私は、新聞がすきだし、本もすきです。
    動画も最新のパソコンもすきだけど、新聞をひらいて読んでる感じがすきです。

    インパラの朝も好きな本の1つです。

    安希さん、ありがとうございます。これからも応援しています。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめまして。
    NHKラジオトークで中村安希さんを知ってから、「インパラ~」を読んで、時々ブログを拝見しています。

    安希さんの長い文章は、限られた時間では読み切れないことがあります(第1話、第2話と続くこともある)。
    が!長いからこそ言いたいことがよく判り、「うーんなるほど」と思わせることがあります。これは動画やアニメでは無理かも知れませんね。
    確かタイ編かどれかで、観光などの交流人口による経済効果には限界があるのではないかとのコメントは、私には興味深いものでした。

    ところで、1つ疑問に思っていることがあります。
    何故安希さんは、著書にもブログにも写真を使われないのでしょう?
    想像するに、活字での伝達、読んで貰うことへのこだわりでしょうか。それは勿論肯定(賛成)しますが、活字を補足する1枚の写真があれば、もっともっと安希さんの見た世界が我々に伝わることもあると思うのですが。
    私のように英語ができない、海外旅行の経験も僅かの者でも、アフリカの何処にあるのかよく判らない国のおっちゃんやおばちゃん、イランの目茶苦茶親切で美人のお母さんの姿が見てみたい!のです。
    私たちの想像力をかき立てる程度に、極控えめに「ときどき」写真を載せてくれると「どきどき」します。
    多分、安希さんは敢えて写真を掲載していないのだろうし、これまでも同じ質問を受けたことがあるだろうと思いつつ、今回、活字がテーマのコメントに触れたので、失礼ながらお伺いさせていただきました。

    気が向いたら教えてくださいね。
    それから、四国においでることがあれば、これまたぜひ教えてください。

  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    『インパラの朝』を読んでからファンになり。たびたび『安希のレポート』を見させていただいてます。
    いつもは忙しくて、見るだけで精一杯ですが。
    運がいいのか、悪いのか。ただいま入院中で大量に時間がありますので。
    熟考を、重ねて重ねて、初めてコメントさせていただきますm(__)m

    十年ほど前、今くらいの時期に学生の貧乏旅行で台北に行きました。
    台北の印象は、とにかく暑いというのと、何処に行っても同じ漢方薬の匂い。
    あとは、妙に日本にかぶれてるなという感じです。
    電脳技術〔パソコン〕に関しても日本より数年は遅れてるって感じでした。
    十年も経つと、世の中も大分、変わってくるのでしょうか。
    現在の台湾にも行ってみたい気がします。

    自分は、映像が好きな人間の部類かもしれません。
    わかりやすいというか、直接的な所が好きというか。でも、一方的で、それ以上、その後が無くて。
    活字には、読んだ人によって受け取り方さまざまで、その人なりの物語ができるというか、想像力を掻き立てられる力があるいうか…。
    自分は安希さんの文章が好きです。ストレートでパンチが効いてるというか。

    なんか書いてて、支離滅裂になってきました(笑)

    今は、世界的に暑いみたいなので、自分の様に熱中症にならぬよう、お気をつけ下さい。

    また、楽しみに見させていただきますm(__)m

  4. SECRET: 0
    PASS: 7f492d41029aca567f750c21ecb297cd
    台湾旅行、いいですねえ。 妹が一人旅で行って良かったと言っていましたが、私はまだ行ったことありません。 

    あきさんの本のレビュー(というほどのものでもないですが)を書いたからか、私のブログに「インパラの朝 感想文」というキーワード検索で訪れる訪問者が続出しています。

    近頃の高校生は、読書感想文を書くときに、他人が書いた感想をネットで検索してまとめてるのかもしれないですね~・・・ 親に手伝ってもらうよりはいいのかなあ、なんて思いつつ、夏休み最後に宿題の締め切りにアタフタしている高校生を想像してフフフと笑ってしまいます。

    最近はblogならぬvlog(?動画ブログ?)をやっている人も多いですし、動画の時代ですね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。