136.オッパイは語る「前編」(フランシスタウン) 資源に恵まれ、金銭的に潤うボツワナ。欧米化が進むアフリカの国で、一人の女性に出会いまして・・・。

アジア・パシフィック医療改革フォーラム メール会員の皆様

皆様、どうもこんばんは。
安希@日本で風邪を引きました。が、もう治りました。
インフルエンザだったらいいな~と期待もしましたが、たぶんただの風邪(遊びすぎによる疲労)だったと思います。
来年のメキシコ旅行に備えて、インフル菌、欲しかったけどな~。
(おばちゃんの年齢だと、ワクチンの順位が遅くて入手は絶望的なので、できれば日本にいる元気な時期にウイルスにかかってしまいたいです。)

さて、ボツワナのレポートをまだ書いていなかったので、大変遅くなりましたが、書いてみることにしました。
今回の題名は、レポート始まって以来のポルノチックなムードが出ていますが、まあ、はい、確かに、そんな感じの体験でした。

まだまだ経済崩壊の後遺症に苦しむジンバブエを抜け出したおばちゃんは、隣国でお金持ちのボツワナへと、よりよいネット環境を求めて移動しました。
国境を越えると、あらま~、きれいな車がきれいな道路をビュンビュン走っています~。街はまるでヨーロッパのように整い、街路樹にそって歩道を歩くと、ファストフードやアイスクリームのお店が、ほら~。

鉱物資源にとても恵まれ、国立公園には動物もたくさんいて観光業はまさに殿様商売状態(高額ツアーばかり)。人々の服装、食事もかなり欧米化されていて、アフリカにいる感じがほとんどしない。
そんなボツワナで長距離バスに乗り込んだ私は、隣りの席に乗っていたボツワナの若い女性と知り合いました。

彼女はとてもファッショナブルで、おしゃれなスカートに、スカーフに、ハンドバッグもお財布も、見る限り全部新品のような輝き。
そして彼女は、バスが停まるとやってくる物売りたちからも、ばんばん買い物をするのです。
DVDを5枚まとめて買ったり、スナックや小物も好きなだけ買っている様子でした。
あらまぁ、景気がよろしいわねぇ~、と様子を眺めるおばちゃんはと言うと、実は国境での両替に失敗してしまい、バス代を支払ったら現地通貨が尽きてしまって、キャッシュゼロの苦境に陥っていました。

ジンバブエを出発した早朝に、ゆで卵とパイを食べたのを最後に、ず~っと絶食。夕方4時ごろサービスエリアにバスが停まると、いよいよ空腹がピークになりました。
何か食べたいけれど、仕方が無い・・・、道端でフライドチキンの骨をかじる野良犬たちをじ~っと眺めながら耐えていると、隣りの席の彼女がやってきて言いました。
「お金が無いのなら、私がおごってあげましょう。何でも好きなものをオーダーしてください。」

彼女の食べているサラダもチキンの乗ったチャーハンも、そりゃあもう美味しそうだし、そりゃあもう食べたいわよ~~~!!!って思いましたが、
おばちゃんには、先進国日本から来た年配の女としての、つまりはおばちゃんとしてのプライドがあり、そんな若きアフリカの小娘ちゃん(二十歳前後)におごってもらう訳にはいかないのです。
そこで、垂れてくるヨダレをごくりと飲み込んで言いました。
「気遣ってくれて本当にありがとう。だけど、次の街まで行けばATMがあるかも知れないし、そこに着いてからご飯を食べることにするわね。」

その後も、彼女は何度か「何でも買いたいものがあれば、私がお金を出します」といってくれたけれど、おばちゃんは意地を張って断ったのでした。それにしてもボツワナって、本当に金持ちだわ~、他のアフリカでは絶対有り得ないことだもの~、と驚きながら・・・。
すると彼女は、煌びやかな財布の中から一枚の写真を取り出して言いました。
「これが私のボーイフレンド。中国人で、現在はボツワナの首都で仕事をしているの。彼ってと~っても素敵よ!」と。
あら~、よかったわねぇ~、勝手にしてちょーだいね~。おばちゃんがこんなにお腹空いて苦しんでるときに、幸せな恋愛の話とかやめてね。マジで切れるわよ。

彼女は、どこから見てもおしゃれ好きな順風満帆なお嬢様。そして彼女は言ったのです。
「バスが街へ着くころには、おそらく夜9時を回ってしまうので、宿を探すより、私の家へ泊りに来てはどうですか?それから、あすは叔母の家へ行くのだけれど、ぜひ一緒に行きませんか?」と。
確かに、夜の街で宿探しをするのは面倒なことだし、ここはお言葉に甘えて、一晩だけお宅に泊めてもらって、次の日の朝から宿へ移動するのがベストだと判断しました。
その前2日間も、ジンバブエで行き当たりばったりの移動生活だったわたくしは、シャワーも2晩浴びていないし・・・このお嬢様のお宅へ行けば、シャワーを使わせてもらえるんじゃないかしら。と期待したのでした。

さて、街に着くと、まずはATMへ飛んで行ってキャッシングをしました。そして彼女に言いました。
「やっとキャッシュが手に入ったので、ちょっと夕飯を買いに行って来るね。」
すると彼女は、
「家に向かう途中で、いいお店に寄ってあげるから、まずは車に乗ろう。」
と言って、迎えに来ていたお母さんと従兄のトラックへ私を乗せました。それから彼女が連れて行ってくれたお店はと言うと、「ビンボーズ」という名のハンバーガーチェーン。

ボツワナは、南アフリカと同じく欧米資本主義が進み、欧米スタイルのファストフード店が至る所に立ち並んでいます。
「ウィンピーズ」「ビンボーズ」「ナンド―ズ」みたいな微妙な名前のファストフード店は、つくりも日本や欧米のファストフードとまったく同じ。
そして、「ビンボー」とは言っても、もちろんお値段は先進国かそれ以上並。
私のオーダーした一番安いハンバーガーセットでも、飲み物を入れると650円くらいしました・・・(泣)。

もっとアフリカらしく、そして安い夕飯(トウモロコシをふかしたものと野菜の煮込みセットで100円とか)を、ガツ~ンと食べて胃袋を満たしたかったおばちゃんはちょっぴり残念な気持ちになりました。
けれど、お嬢様も一緒だし、先進国のおばちゃんなんだし、さっと650円を支払うと、隣にいた彼女も、「喉が乾いた」と言って、缶ジュース(ファンタ110円)をさっと買いました。
やはりボツワナは金銭感覚が違うのねぇ。他のアフリカ諸国だったら、ファンタは瓶に入ったものを30円ぐらいで買うのが普通で、ファンタに100円以上使うなんて信じられないわけです。

ハンバーガーセットのお持ち帰りバッグを抱えたおばちゃんは、「彼女のお家って、もしかして豪邸?」と思いつつ、再び車へ乗り込みました。

さて、金満大国ボツワナでのお宅訪問。ここから話が急展開していくのですが、話が長引いてきたので、オッパイの登場は後編にて。
彼女の家に着いた後・・・、突然お嬢様が、お嬢様がぁ・・・!!

ではまた、ごきげんよう。

安希

Be the first to like.


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。