30.ボヘミアンマイルドネス「医療編」(チェンマイ)
旅の健康レポート&タイが東南アジア圏内において果たす役割について考えました。

ボヘミアンマイルドネスの「医療編」です。
チェンマイの住民分類、「医療関係従事者」のところで立ち止まり、「旅の健康レポート」を兼ねて…のお話を。

9、医療関係従事者

やっと医療という単語が出てきました。ご無沙汰しておりました、申し訳ありません。
チェンマイには、一般の病院が数多くあることに加え、研究所やペットの病院のようなものまで、たくさんあります。
特に、チェンマイ大学から1キロくらいのところにある、医療関係機関密集エリアにて目を引くのが「マラリアセンター病院」です。
熱帯気候の東南アジアにおいて、蚊を媒体として感染する病気は要注意です。

■マラリア蚊

東南アジアに来て以来、蚊との戦いにもかなり神経を使っています。
宿の掲示板にも、対策方法などが書かれているくらいです。
まず、日本から持っていった電気製蚊取り器具(ベープマットではないので…、名前忘れました。)では夜中に襲ってくる蚊の軍団に太刀打ちできないと判断した私は、マレーシアで蚊帳を購入し、吊り下げるところがある場合は蚊帳の中で寝ています。
しかし、現在のゲストハウスは蚊帳を吊れるような場所がない。

そこで、日本から持っていった「虫除けスプレー」を使っていたのですが、それでも足首などが徹底的にかまれますね。
もう、ボコボコです。
虫除けスプレーは使い切ってしまったので、チャンマイの薬局に行って、ディート28%配合の虫除け液を買いました。

ここで、疑問なのですが、宿の掲示板では「ディート配合の虫除け薬」の効果には疑問符が打たれていて、あまり効かないかもしれない…と書かれているのです。
モンキーバーム(?)のほうが良く効くとか…。
モンキーバームって何ですか?
しかし、旅行情報誌には、ディートが一番と書かれている。
薬局には「ディート95%配合」というとても高くて強力なスプレーも売っているのですが、これはどうなんでしょうかねぇ。

東南アジア圏においてはマラリア蚊の心配はそれほどしなくてもいいようなのですが、インド&アフリカに入る前までに、蚊との戦いを制して準備万端で行きたいので、何かよい方法があれば教えて下さい。
(マレーシアの村にホームステイした際、無数に飛び回る蚊との戦闘器具として、扇風機を「強」で回し続けて寝る。というのがありましたが、あれが一番効果あった気がします。しかし、扇風機を担いでアフリカまで行くのは無理!)

■大気汚染と雑菌

ウランバートル、カトマンズ、成都、など各都市にて大気汚染には苦しめられてきましたが、タイの主要都市も空気は汚いです。
特にバイクの排気ガスがすごいような気がします。

私とドイツ人のルームメートは、揃って喉が痛くなり、揃って目の異常を訴えました。
朝、目を開けようとすると目やにで瞼が引っ付いて、目がひっ開かないっ!!

原因について二人で話し合ったところ、大気汚染と宿の雑菌によるものではないかとの結論に達しました。
トイレとシャワーが一緒で、みんな「汚く濡れたトイレの床」を素足で出入りして、そのまま館内の床を歩き、そのままベッドに入る。
そして、古い木製の床や部屋の隅には、埃やチリや砂がかなり溜っており、夜になって扇風機を回すと、埃とチリが蚊の軍団に混ざって飛び交い始める。
けれど、扇風機を止めると蚊が血を吸いにやってくるので、どうしたら良いものか…、と。

■下痢

ある暑い昼下がり、喉が渇いたので、部屋に置き忘れた水のボトルを取りに戻った私。
すると、ベッドの脇に置いてあったはずの大きな水のボトルが無い。
あれっ?
すると背後から、呻くような声が聞こえてきました。
それは、ビキニ姿(何故ビキニなの?)で全身から脂汗を流し、ベッドの上にドテーッと横たわった、今にも死にそうな顔をしたチェコ人のルームメートでした。
「ごめんなさい~、あなたの水を飲んでしまったの~。下痢にやられて、水を買いに行くことも出来ず、視界にあなたのペットボトルが入ったので、とっさに飲んでしまったのよ~。」と。

そこで、私は水3本とスポーツドリンクを買いに走り、塩と砂糖の溶解水を飲ませて、ビキニの彼女の介護に当りました。
(本当は梅干を食べさせればよかったんですけどね。)

そんなわけで、虫や熱(日差し)との戦いに加え、健康不良の事例が周囲で相次いだこともあり、旅行者のための健康ガイドみたいなものをかなり読みました。
ブックによると、30~50%のトラベラーが、旅行出発後2週間以内に下痢を経験し、その原因の80%以上がバクテリアによるものだそうです。

たくさんのバクテリアを食べ過ぎたのでしょうか、ドイツ人のお友達も、「トイレ安全圏内」のみに行動範囲が限られていました。
宿の周辺で、トイレにいつでも駆け込めるトイレセーフティーエリア内のみでの活動…。

私もバクテリア(下痢)とは仲良くやっています。
そもそも、下痢になっても驚かなくなりました。
ただし、長距離移動の前は、「食事量を減らす。信頼できる店でのみ食事する。香辛料の強いものは食べない。梅干を食べる。水とヨーグルトを準備する。」ようにしています。
と注意しつつも、アユタヤ行きの2本目の乗り継ぎバスを途中で止めてしまいました…。民家に駆け込んでセーフ。(・・;)
(早めにバスを止めるのもコツです。次のバス停まで・・なんて考えていたら、時すでにして遅しです!)

■予防注射

出発前に、A型肝炎と破傷風と黄熱病の予防注射をしてからでてきました。
下痢の起こる頻度などから考えて、A型肝炎に感染する可能性は結構高いのかもしれない。。と思い始めました。
(ネパール在住の姉の友人で、A肝にかかり、日本へ搬送され、空港で鳥インフルエンザと間違われて隔離され、そのまま密封状態で病院へ搬送された方がいらっしゃいます。)

日本で2本打ってきたので1年は大丈夫らしいのですが、ブックによると12ヶ月後にもう一本追加すると20年免疫効果が持続するとあります。
日本では半年後にもう一本で5年くらい持続、とかの情報を得ていたように思いますが、どうなのでしょうか。

■体調不良のときに

上記にあげた程度の体調不良であれば、病院に行くほどのことではないですし、予防に関する情報はブックやネットで集めています。
しかし、病状が深刻な場合は、当然ながら医療機関のお世話にならなければいけません。
そこで、ブックを更に読み進めたところ、東南アジア圏内(特に、これからラオスに行くのですが)において病状が深刻な場合は、タイ(チェンマイ)に戻り、適切な処置を受けたほうが良いらしいです。

交通面、医療体制、生活環境、色んな面において、東南アジア圏でのタイの果たす役割は、案外大きいのかもしれないですね。

■ボヘミアンマイルドネス

タイは東南アジアの中心に位置している言わばこの圏内の大国です。
その国境をマレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマーといった政治状況の安定しない国々(マレーシアを除く)と接しながら、友好的な国交を持っている国でもあります。

(来年はじめに、東南アジアからインド方面へと抜けて行きたい私にとって、ミャンマーの外交状況というのは悩みの種ですね。制限だらけで、入るのも出るのも「面倒」と「資金」がかかります。)
その点、タイが東南アジアの真ん中にいて、温厚外交を保っていることは、旅行者にとっても、また近隣諸国にとっても救いなのではないでしょうか?

人も、文化も、色んなものが好き勝手に、しかも大量にタイに流れ込むことには、ネガティブな側面(食い散らかされる笑顔②)も多いですが、それでもとりあえずは気にせず受け入れる。
ボヘミアンシティーのチェンマイで、タイの「なんでもあり」気質、多くの異質を受け入れている現状とマイルドな性質を実感しています。
(もちろん、意味不明の二重仮面も多数です。)

交通面(フライト)では世界的な要所として、その役割を大いに果たしているタイ。
タイの地理的位地や、そのボヘミアンな気質からも、これからのアジアの連携(特に、医療面のです!)を考える際に、重要ポイントになる国のような気がします。

というわけで、ちょっと強引でしたが、タイを違う側面から書いてみた次第です。
明朝、ミャンマービザ(二週間も待たされた!)を受け取ったら、すぐにラオス国境に向かいます。
長距離バス移動なので、今日の食事は控えめに。。。

それではみなさん。ごきげんよう。

安希

追伸:
毎日通い詰めたカフェのお姉さんとは、顔見知りになりました。
「いつものバナナシェークと春巻き」を笑顔で作ってくれますよ~!」

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