29.ボヘミアンマイルドネス「文化編」(チェンマイ)
オカマちゃん、ヒッピー、レズビアン?!パワー全開、チェンマイの夜です。

おはようございます。
朝の涼しいうちに活動を、をモットーとしている安希@いまだチェンマイを抜け出せず…、でございます。どうも。

チェンマイは、バンコクに比べるともう少し落ち着いていて、定住する外人が多いことでも知られていますが、私自身のチェンマイ滞在が2週間!を超えてしまったことで、私自身、以下のカテゴリーのいずれかに分類されることになりました。

1、地元住民…、ではありません。
2、学生…、でもありません。
3、目的の混乱した留学生…、でもありません。
4、英語を教えている外人…、でもありません。
5、外国人男性との出会いを求める「したたか?な女」…、でもないはずですが。
6、ヒッピー!…、違います。
7、オカマちゃん…、えっ?
8、学者、教育機関の職員…、だったらもう少しマシな生活してます。
9、医療機関従事者…、このカテゴリーに関しては、後ほど説明します。
10、街に迷い込んだボーッとした放浪者…、はい、私はこれです。

要するに、チェンマイという場所は、上記に上げたような人々が結集するボヘミアンシティーであり、そこに少し長く(短期のツアーではなくて)滞在することで発見した側面があるので、今日はその辺りのお話を。
タイのマイルドな性格(ポジティブな意味を込めて)を、文化編と医療編の2部編成で書いてみようと思います。

まず、

2、学生

この街には本当に沢山の大学(学校&教育機関)があります。
大学の多い町だけあって、カルチャーセンター、医療機関がかなり発達している印象です。
街の地図のいたるところに病院マークがついていて、街歩きの際の道標として「どこどこ病院を左へ折れて、次の病院の斜向かい」という感じで活用できてしまうほどです。

学生が多い街だけあって、雰囲気はリベラル、ユニーク、ボヘミアン。
海外からのヒッピー軍団を含む、多種多様な人が集まってくる土壌が確かにここにはありますね。

3、4、5、留学生&英語教師&したたか?な女

日曜日恒例の夜のマーケットに出かけた私が、バナナシェークを片手に屋台を観察していると、後ろから声がかかりました。
タイで一年近く英語を教えているというカナダ人の男性で、「バンクーバーでは仕事がないので、日本、韓国、タイ、などを転々としながら英語を教えている」という、ちょっと影を背負った感じの人でした。
(こういうタイプの人は、東南アジアには本当に沢山います。チェンマイのようなアカデミックな土地の場合はマーケットが広い分、さらに数が増えるものと思われます。)
「タイはあまり好きではないから、早く韓国か日本(以前京都にいたらしい)に戻って仕事がしたい」という暗いお話を、ああそうですか~と聞き流しながら雑踏を歩くことしばらく、男性の携帯電話が鳴りました。
タイ人のお友達がマーケットに来ているらしいです。

そこで、アメリカ訛り英語を話すタイ人の女の子と落ち合った私達は、彼女のショッピングに付き合うことになりました。
彼女は楽しそうにショッピングを続け、「影を背負ったのカナダ人」が彼女の荷物を抱えて後ろからおずおずと付いて来る。
う~ん、二人の関係がよく分からない…
しかも、どうして彼女はさっきから「私の手」を握っているのかしら…とても嬉しそうに…。

屋台のテーブルに腰掛けて、おつまみを食べ始めた私達は、今度はオランダ人とベルギー人のあやしげな留学生とテーブルをシェアすることになりました。
するとタイ人の彼女は「女だけの密談」がしたいので、と男性陣をいったん遠ざけ、私は彼女の「秘密の告白&人生相談」に巻き込まれることに…。

「私のボーイフレンドが金曜日にハワイからやってくるんだけど、会ってくれないかしら。」
「どうして私があなたのボーイフレンドに会わなきゃいけないのかしら。」
「彼と結婚すべきがどうか、あなたの意見が聞きたいわ。」
「あなたの好きにすればいいんじゃないかしら。」
「だって、彼、ハワイで浮気してるのよ、私も仕返しにここで浮気してやったわ。ねえ、こういう関係どう思う?」
「別れれば?」
「簡単には別れられないわ。今、ハワイに行く手続きだって進めてるのよ。」
「ハワイに行くかどうかはあなたの自由だと思うけど…、そのハワイの人っていうのはどんな人なの?アメリカ人?」
「ええそうよ。ちょっと年上のアメリカ人。」
「年上の?」
「ええ、彼は54歳なの。」
「54…、ってあなたのお父さんと結婚するようなもんじゃない。いいの?」
「違うわ!彼は私の父よりも年上よ!」
「いや、そういうディテールについて話をしてるのではなくて、その、あなたのボーイフレンドはお父さんのような歳の人で、しかも浮気をしてるんでしょ?彼のどこに魅力があるの?そもそも、彼の浮気相手って誰なのかしら…、おばあさん?」
「彼の魅力ねぇ…。あなたなら別れる?」
「あのねえ、別れる以前に、その条件下でどうやって恋に落ちればいいのかが分からないわねぇ。ねえ、彼とはどれくらい付き合ってるの?」
「う~ん、一週間くらい。」

さて、「女の密談」が終わり、5人でテーブルを囲むと、さらに話の内容と関係が複雑に…。
今夜の獲物に目をぎらつかせる留学生と、奇妙な誘惑を続けるタイ人女性。
話題は、チェンマイのオカマバーの話になり、

「この街のオカマの数はすごいよね。オカマちゃんたちは僕らのボディーが大好きだから、モテちゃって大変。しかも、女性かオカマか、最初は分からないことも多いから、気づいたらオカマちゃんだったってことも多いよ。はっはっは。」
「あらそんなこと言って、私達も実はオカマちゃんかもしれないわよ。」
「君達は違うよ。僕らでもそれぐらいは分かる。あっ、でもちょっと待てよ。」
彼らは、「タイ人の彼女は女性だとわかる。けれど、もう一人の君(私)は、どうかな…、どっち?ちょっと疑うよね…。」と。
「ふふふ、そうよ、私はオカマちゃんよ。よく見抜いたわねえ。」

ということで、私はオカマちゃんということになり、複雑な夜のゲームからの戦線離脱に成功しました。
(喉を痛めていたおかげで、声までバッチリオカマちゃんの私です。)

くだらない話が長引いて深夜になり、これからクラブへ踊りに行きましょうよ、と相変わらず私の手を握ったままノリノリの女性を振り切って、私は宿へ戻りました。
他の皆さんは、別の夜があるようでしたので。
はぁ、意味が分からない。
しかもこの女性は、「明日も一緒に遊びましょうよ。私の女友達の家でパーティーをやりましょう。彼女の家は男子禁制だから、女だけのパーティーよ。」
と、はりきっており、どういうわけか、「家に是非泊まりに来て欲しいの。せめてシャワーだけでも浴びていって~!」と。
はあ?意味が分からない。

私が日本人のオカマと思われたのか、レズと思われたのか、フッカーと思われたのかは謎ですが、翌日彼女を訪れるはずもなく、出会ったうちの誰一人とも「友達」となることもなく…。
夜の世界だけが泡のように膨らんで、跡形も無く消え去りました。
チェンマイのマジックです。

6、ヒッピー

街の古びたカフェを毎日観察していると、いますよいます。欧米人のヒッピーたちが。
この街に住み着いてしまった、ヒッピーのおじさま、おばさま、そして髪の毛ぼさぼさの若者たち。
お花の模様のついた自転車に乗って、ルンルンでカフェにやってくるおばさん。
おとぎの国でしか手に入らないような不思議な形の自転車にはHAPPY~!と書かれています。(めでたしめでたし。)

おじさん、おばさん、ヒッピーの皆さんは、政治の話なんかも大好きで、気さくに声をかけてくれるのはいいですが、やっぱりお友達と呼べる関係には…ちょっと。
第一、あんな可愛らしい自転車、運転の仕方が分かりませんもの。。。

7、オカマちゃん

私が滞在しているゲストハウスの女性従業員は皆さんとても冷たいことで有名です。
しかし、オカマちゃんたちは、「私、孤独なんですけど、どうしたらいいですか?」とさえ伝えておけば、とってもフレンドリーにしてくれます。

しばらく仲良くしていたドイツ人の女の子がバンコクへ旅立っていき、名残惜しいお別れをした私。
その一部始終を見ていた宿のオカマちゃんたちが、傷心の私を夜の飲み会に誘ってくれました。
とはいっても、宿のカウンターの前でビールを開けて、トムヤンクンを突っつきながら、みんなで語学のお勉強会をするわけです。

大学で日本語を3年勉強したという彼らだけあって、少し単語も分かるらしい。
例えば・・・
「ネコちゃん。ミャオミャオ~、かっわい~!うふ。」とか、
「好き好き好き好き好きっすき~、愛してる~。好き好き好き好き好きっすき~、一休さ~ん。」とかです。
もちろん振り付けもバッチリです。

何人かいるうちの一人は完全なオカマちゃん。
もう一人は、本人はオカマじゃないと言っているけれど、お笑い芸人の藤井隆にあまりに似ているので、私は彼を藤井さんと呼んでいます。
藤井さんの部下であるオカマちゃんが、あまりに沢山飲むので、大瓶6本目のところで、私と藤井さんが止めにはいりました。
がしかし、勢いづいたオカマちゃんは、モリモリの筋肉で藤井さんと私を振り切り、ビールの栓を口へくわえると「フガ~!」と叫んで、栓を食い開けてしまいましたよぉ!
そして、満足したオカマちゃんはビール瓶を抱きしめポーズをきめて、「ネコちゃん、ミャオミャオ~、うふ。」

そして、もう一人、魅惑のかわいこちゃんがいるのですが、彼は微笑むだけで決して言葉を発しません。
彼はいつも、美しい長髪をとかしながら、ニコーっと微笑んで私の前を通過し、シャワー室へ入っていって、出てくるときはいつもタオルを女巻きにして登場していらっしゃいます。
飲み会に途中から参加したイタリア人の男性は、彼の女巻きタオル姿にドギマギ、「どうしてタオル一枚の女性がこんな夜更けにうろうろしてるんだ!」と。
「彼は女性ではないらしいわよ…。私にもはっきりとは分からないけど。」
ということで藤井さんに確認すると、彼はやっぱり男性でした。

それにしても、彼はどうしていつも髪をとかしながら歩いているのかしら。
そして、微笑みを残してシャワールームへ消えていき、女巻きタオルで再登場するのかしら。
毎日毎日、そして一日に、一体何回シャワーを浴びるつもりかしら。。。

8、学者、教育機関の職員

大学が沢山あるわけだから、学者さんや先生もたくさんいらっしゃるはずですが、ゲストハウスの界隈ではほとんど見かけません。
WHY?

ここから先は、医療編(旅の健康レポート)にて話を続けたいと思います。

つづく

安希

Be the first to like.


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。