世界旅2006:北京で下水について考えてみた(中国)

安希の前回のメールから抜粋:(ささやかな治療③から)

日本のODAの使われ方、いよいよ真剣に調べなくてはいけませんね。(^^)

ブラックマーケットの体験やその他、いろいろな事が身の回りで起こりすぎて、自分でも何が書きたいのかわからなくなってきました。
話が混乱してすみません。もう少し後になってから、整理してまとめた文章を流したほうが良さそうですね…。

スタッフからの返信:

安希さん

こんにちは。
モンゴルから北京へ、今はどちらですかね?
まとまった報告でなくても、近況を教えてもえるとすごく嬉しいので、よろしくおねがいしますね。
後にまとめるものと、感じたものをすぐに書いたものではまた違ったものがあって、どちらがあっても良いと思います。

さて、先日本屋で「ODA国別データブック 2005 外務省経済協力局編」というのがあってモンゴルの項立ち読みしてみました。
分厚い冊子の5ページくらいが割かれていたかと思います。
モンゴルへは年間約70億、ウランバートルへでは15ほどのプロジェクトに予算がついていて、例えば給水施設に関するもので
は2003,2004の2年で1.3億ほどが使われているようです。

この本では、プロジェクトの名前とその予算といったことしかわからないので、
それ以上のことを知るにはもっと別の方法であたるしかないですね。

以上、立ち読み報告でした。

安希の返信:

ODAに関する立ち読み、お疲れ様でございます。
少なくとも予算の一部が給水施設関連に使われているというのは嬉しい話です。
発展途上国が抱えるたくさんの問題のうちでも、水の問題は全ての面においてのベース(基礎)になる部分、つまり、絶対に解決しなければ先に進めない部分だと思います。

さて、私は一ヶ月のモンゴル滞在を終えて、今、北京にいます。
モンゴルから来てみると、中国の文明(都市)の発展に驚かされますね。(日本から直で来ていたら、おそらく違う感想を持つと思いますが…。)

ではまた中国からも、気づいた事などを随時レポートさせていただきます。今週末には上海へ行き、その後は山登りにも行く予定です。(^^)

それでは、よい一日をお過ごしください。
安希

スタッフからのメール:

横から失礼します。
先日の講演会におじゃました者です。

過去の経緯はよくわかりませんが、このメールを拝見したところでは、ODAを使った水の浄化プロジェクトについて調べておられるようですので、
参考になればと思い、私が知っている情報をお知らせします。

Kuala Lumpurに本社のあるRenexus Berhadという会社が、数年前から日本のODA予算を獲得して、発展途上国向けに水の浄化装置を導入するプロジェクトを進めています。

同社のBob Klerrという責任者が、日本のパートナーと共同で、日本の大学で開発された技術を使った水の浄化プロジェクトを日本のODA予算で東南アジア、中国、インド等へ導入するプロジェクトを担当しており、Kuala Lumpurの郊外に、バダフィー首相から補助を受けて大規模なデモ施設を構築しているはずです。

この他、どこかでお役に立てることがあるかもしれませんので、声をかけてください。

安希から再返信:

水の浄化プロジェクトに関する情報をありがとうございます。こういうプロジェクトは、どの程度の普及率で達成となるのでしょうか。
ODAのプロジェクトで一番知りたいのは、プロジェクト予算の組み方と目標の置き方ですね。

たとえば、どの都市の、どれだけの世帯の水を浄化するために、どれだけの予算を組んで、どれだけの期間での目標を達成を目指し、過去に似た例のプロジェクトでどれだけ達成してきたのか。。。など、もし具体的にご存知でしたら情報をお願いします。

私は特にODAの水の浄化を専門に調べているわけではないのですが、現在、発展途上の国なども含めたたくさんの地域を訪れ、極力ローカルレベルの生活の中に身を置くような旅を続けるなかで、「水」に興味を持ちました。

先月一ヶ月間、モンゴルで生活をしてみて、水の問題、下水、保険、医療、大気汚染、交通、治安、など、
日本にいると当たり前のように手に入っていたものが全く発達していない現状や、または崩壊してしまっている姿を目の当たりにし、
それらが改善されるためにどのような努力がなされ、またこれから将来的になされていくのかを考えたときに、ODA予算ってどのように使われているのかしら?という漠然とした疑問にぶち当たりました。
中でも水の問題は深刻だった(お腹を激しく壊しました)ので気になり、疑問を投げてみたところでした。

現在北京にいて困っているのは、浄水の問題よりは、排水と下水ですね。
2008年北京オリンピックを目ざして、市内の整備に必死で取り組んでいる姿勢は、街の整備、建築ラッシュなどを見ればよくわかります。
ただ、滞在中のゲストハウスのトイレ、シャワー、友達のアパートのトイレ、など、排水&下水の面になると、日本の基準ではかなり遅れている印象です。
中国へのODA、下水の整備に使ってみたらいいかもしれないですね。
(^^)

中国のために予算が使われた過去のODAプロジェクトの中で、一番効果的だったもの、無駄だったものは何でしょうか…と、生活してみるといろいろと疑問が沸いてきます。
疑問が漠然としているのが問題ですが…もしも興味深い情報があればぜひ投稿してください。情報を元に、市内を観察してみたいと思います。

安希

追伸:
昨日SOSクリニックへ行って来ました。とてもきれいなクリニックで、日本の医師も二名登録されていました。
けれど、クリニックのある地域やクリニックの利用者は、いわゆる外人の駐在さん(お金持ちのみ)ですね。
3時間ほど歩いてクリニックまで行ったのですが、クリニック周辺に近づくにつれ、どんどん高級住宅街になり、安いレストランも見つからず、市内中心部の「庶民街」に戻ってくるころには飢え死にしそうでした…はあ。
エリア一体のセキュリティーもすごくて、「安全を保障された裕福な人々」のためのクリニックだったので、庶民の暮らしとは無関係でがっくし。
SOSクリニックとは別に、国際メディカルセンターなるものもありました。が、歩き疲れてたどり着けませんでした。根性が足りずすみません。

スタッフからのメール:

安希さん、実は日本も諸先進国と比べると、下水道の普及率はそれほど高くないのです。
H16年度データで、68.1%。
下記、リンクのページにいろいろと載っていますので、参考にしてみてください。
国内でも、大都市と地方ではかなり差があることがわかると思います。

http://www.jswa.jp/05_arekore/07_fukyu/index.html

アジア諸国の普及率については、またの機会に。。

ところで、上海に登れるような山なんてありましたっけ?

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